【京都の風景】ヌートリアのいる鴨川
いつ頃からか、鴨川(だけではありませんが)にヌートリア(Myocastor coypus)が住むつくようになりました。
撮影場所は、五条大橋の少し南に下がったところです。
ご存知の通り、ヌートリアは現在、外来生物法(正確には「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」という長い名前の法律)による侵略的外来生物に指定されています。
手っ取り早く言うと、「餌を与えるな」ということです。ヌートリアに関しては、個人的にはあまり可愛いとは思いませんが、可愛いと思う人もいるので、餌を与えちゃったりしている人もおられ、結局のところ、(この環境下では天敵がいないせいもあり)だいぶ増えてきているようです。
場所が場所だけに、そしてそれなりに大きい動物であることから、気軽に駆除するというわけにもいかないようで、しかし放っておくこともできずということだと思いますが、あまり美味しそうという感じでもないし、どうしたら良いもんなんでしょう。今のところは、大被害が出ているというわけでもないようですが。しかし、いずれ何かの対策を講じる必要があるのかもしれません。
ちなみに、ブラックバスなどは(ちゃんと処理すれば)美味しくいただけますが、こちらは、どうなんでしょうか・・・うまいのか・・・見た目だけで判断は禁物なのですが、「見た目が何割」みたいな話もありますし、正直、大型ネズミみたいで、どうも美味しそうとは思えないです・・・
<追記>
しかし、百聞は一見に、とやらでまだ実際食べたわけではありませんが、どうやら、それなりにイケるようです、お肉。やっぱり、印象だけで物事を語ってはいけませんな。