京の六地蔵巡り
六つまとめておきます。
これ、今ならともかく(いや2019年の今でもなかなか大変ですよ)、昔、これを本当に歩いて六つ巡ったという人はすごいな。しかも二日間で。
ここ↑は、例の事件のかなり近くです。
去年は徳林庵だけ行きましたけど、さて今年は時間的に行けるかしら?
こういう本があるとホッとしますねぇ。
【京都の駅】近鉄京都線・大久保駅
【イベント】山本本家のお酒を味わう
京都で日本酒といえば、伏見ということで、先日行われたEnjoying Japanese Sake in Fushimi, Kyotoに参加してきました。
タイトルが英語であることからもわかりますように、どちらかというと外国人向けの日本酒入門といった感じのイベントでした。もちろん、日本人もOKということで私も参加しました。誘っていただいた藤崎さんには感謝。
会場は納屋町コニュニティーホールというところ。桃山御陵前駅から大手筋を西に向かって、アーケードが終わったあたりで南に向かうと、納屋町商店街があります。その途中。
この辺。 地図からはちょっと見えにくいですが、南には京阪の中書島駅もあるので、大阪から来る場合でしたら、こちらの駅の方が便利でしょう。なんせ、特急も止まりますし。実際、大阪から来られた方もおられました。
主に外国人向けということもあって、なかなかに国際色豊かな参加者でした。私が把握できている限りでは、フランス、イタリア、日本、ベトナム、中国、コロンビアといった感じです。
前半は山本本家の山本晃嗣さんに日本酒についての解説(通訳付き)をしていただきました。
それまで、この山本さんにはお会いしたことはないと思うんですが、なんとなーく同類的な匂いがあるなぁと思って、あとで検索してみたら、中学から香里に行ってたんですねw 年代が少し違うので、教えてはいないと思いますが、どっかですれ違っていたりはしているはずです。
こちらの山本本家さん、なかなかの老舗で、創業は1677年、今の社長は第11代目だということです(よって、こちらの山本晃嗣さんは、いずれ12代目になるということです)。
講演の内容もなかなか興味深いものでした。
日本酒の国内消費は残念ながら右肩下がりとなっており、京都でも1982年がピークで、その時は39の蔵があったそうですが、今は20ほどになっているようです。
しかし、明るいニュースもあって、日本酒の輸出そのものは順調に伸びているとのこと。アメリカ、香港、韓国、中国を中心に、こちらは右肩上がりに増えているとのことでした。もっとも、まだ全体量の3%ほどのようで、まだまだこれからといったところなのかもしれません。
後半は、利き酒を行いました。最初に簡単に利き酒をやり方をレクチャーしてもらいました。もちろん、プロというか、正式にやる場合だったら、口に含んだあと吐き出すものですが、今回は、我々みんなアマチュアですから、そのまま飲んじゃってもOKということで、飲めば飲むほど、感覚は鈍くなってしまいますが、まあ、その辺もOKということで。ちなみに、利き酒のやり方というのは、舌全体で味わうことだそうです。その時、空気も含ませてやるのが良いということのようです。
今回まず、5種類のお酒をそれぞれ味わってみて、次に同じお酒を順番を変えて出してもらいます。これが全て一致させることができたら、全問正解ということなのですが・・・
まさかまさかの、私だけが全問正解となってしまいました(笑)決して味に敏感ということでもなく、グルメでもなく、ましてや日本酒に詳しいわけでもないのですが、まあ、運が良かったということでしょう。全問正解ということで、山本本家さんから、こちらのお酒をいただきました。
ありがとうございます、美味しくいただきます(笑)
その後は、周りの皆さんと、ちょっとお酒が入った感じで、こちらのおばんさいをいただきました。
これもなかなか美味しかったです。
山本本家さんは、鳥せいの経営もしており、日本食を楽しむための日本酒、というコンセプトを何回も繰り返して言ってました。これは良い考えだと思います。
せっかく日本に住んでいるのですし、京都に住んでいるのですから、是非是非美味しい日本酒を美味しい肴とともに味わいたいと思います。