解体工事
特に気をつけていたわけではありませんが、たまたま通ったところで解体工事が終わっていました。
それほど気にしてなかった、ということもあるのですが、私はここの場所に何があったのか、全く思い出せません。
私だけなのかどうかわかりませんが、建物がこわされると、そこにかつてあった建物の記憶はすっかり消し去られ、思い出す間もなく、次の建物が生まれていきます。
京都はある程度、昔の建物が残っている稀有なエリアですが、それでも一旦昔の建物が壊されると、昔の建物はそうそう簡単には戻ってきません。技術的にも経済的にも、難しいでしょう。
日本では「旧市街」という概念が希薄ですが、もっと保存すべき箇所は厳格に保存して欲しいところです。