【京都の風景】ヌートリアのいる鴨川
いつ頃からか、鴨川(だけではありませんが)にヌートリア(Myocastor coypus)が住むつくようになりました。
撮影場所は、五条大橋の少し南に下がったところです。
ご存知の通り、ヌートリアは現在、外来生物法(正確には「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」という長い名前の法律)による侵略的外来生物に指定されています。
手っ取り早く言うと、「餌を与えるな」ということです。ヌートリアに関しては、個人的にはあまり可愛いとは思いませんが、可愛いと思う人もいるので、餌を与えちゃったりしている人もおられ、結局のところ、(この環境下では天敵がいないせいもあり)だいぶ増えてきているようです。
場所が場所だけに、そしてそれなりに大きい動物であることから、気軽に駆除するというわけにもいかないようで、しかし放っておくこともできずということだと思いますが、あまり美味しそうという感じでもないし、どうしたら良いもんなんでしょう。今のところは、大被害が出ているというわけでもないようですが。しかし、いずれ何かの対策を講じる必要があるのかもしれません。
ちなみに、ブラックバスなどは(ちゃんと処理すれば)美味しくいただけますが、こちらは、どうなんでしょうか・・・うまいのか・・・見た目だけで判断は禁物なのですが、「見た目が何割」みたいな話もありますし、正直、大型ネズミみたいで、どうも美味しそうとは思えないです・・・
<追記>
しかし、百聞は一見に、とやらでまだ実際食べたわけではありませんが、どうやら、それなりにイケるようです、お肉。やっぱり、印象だけで物事を語ってはいけませんな。
【グルメ】京一本店
四条大宮に、非常に昔ながらの雰囲気を残した定食屋さんといいますか、食事処の「京一本店」があります。
すぐ隣が、かの「餃子の王将」1号店ですので、知名度ではちょっと負けますが、なんのなんの全く遜色ないと思います。一見すると、かなりドメスティックといいますか、外国の方だと入りにくいという印象もあるかもしれませんが、よく見ると、トリップアドバイザーのシールが貼ってあり(まだまだ日本では珍しい)、逆にこのシールがあると、入りやすい、ということもあると思われます。
店内はこんな様子。どのメニューにも「京一うまい・・」というよく考えると、何を言いたいのかよくわからないフレーズがありますが、この辺りは、「とにかくうまいんだな」と解釈するのがいいと思われます(笑)
というわけで、今回は、「カレー中華」なるものを注文してみました。一見、麺がないように見えますが、ちゃんとスープの下に沈んでいます(笑)
この場合の「中華」は、「中華そば」のことで(まあ、わざわざ書かなくてもわかると思いますが)、要するに「カレーラーメン」です。それなりのボリュームもあるので、十分の楽しんで食べられます。変に癖もなく、いつ食べても美味しい感じです。
お店の雰囲気も、ちょっとクラシックな感じですが、特に汚いということもなく、よく賑わっていました。
メニューも多いので、他にも色々食べてみたいお店です。
さすがに、ミシュランには載ってないと思います(笑)
丸善の京都店が再オープンしました。
先月の話ですが、京都BALが再オープン、合わせて丸善の京都店が再オープンしました。
丸善京都、といえばとりあえず梶井基次郎の『檸檬』ですが、それはあえて無視して、こちらを紹介。
ナニコレ?という感じですが、赤のラテン、緑のギリシャと、いわゆる西洋古典のライブラリーです。その名もLOEB*1。分かる人は「おおおおおお!」となる感じですかね。これをここに出してきた、という意味では「洋書の丸善」の面目躍如というところでしょうか。アマゾン以前は、よく丸善にこの手の本を物色していたものです。
こちらの辞書の品揃えもなかなかです。
PonsやOxford、Duden、 Langenscheidtなど一流どころの辞書が揃っています。素晴らしい。おそらく、上記のLoebシリーズと同様に、さほど売れないとは思いますが、こういうのを揃えているという安心感と、おそらくいくばくかの「洋書の丸善」の自負を大きく評価したいと思います。
しょーもないサイン会もやってしまったようですが、是非頑張ってほしいものです。
解体工事
特に気をつけていたわけではありませんが、たまたま通ったところで解体工事が終わっていました。
それほど気にしてなかった、ということもあるのですが、私はここの場所に何があったのか、全く思い出せません。
私だけなのかどうかわかりませんが、建物がこわされると、そこにかつてあった建物の記憶はすっかり消し去られ、思い出す間もなく、次の建物が生まれていきます。
京都はある程度、昔の建物が残っている稀有なエリアですが、それでも一旦昔の建物が壊されると、昔の建物はそうそう簡単には戻ってきません。技術的にも経済的にも、難しいでしょう。
日本では「旧市街」という概念が希薄ですが、もっと保存すべき箇所は厳格に保存して欲しいところです。
Ritz-Carlton Kyotoのアフタヌーンティー
【グルメ】フジヤマプリン
店名に「プリン」とあるだけあって、プリンも美味しいのですが、むしろカレーがここの売りです。オーソドックスな日本式のカレーで、大変美味しい。お店もちゃんと禁煙になっているので、余計なことに気を使わずに済みます。
たまたまなのか、すぐそばに光華女子大があるせいか、お客さんがほぼ女性でした。
京都はどちらかというと、たとえば大阪なんかよりカレーの勢力といいますか、数的にもあまり多くないのですが、その分、個性的なカレーを提供するお店が多いような気もします。
公式サイトもあります。おすすめの一店です。
フジヤマつながりって事でw
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