京都検定徹底研究:はじめに
以前こんな記事を書いています。
もう5年も前という背筋も凍りつくようなことになってしまっていますが、そのまま放っておくのもなんなので、こちらで、この「京都検定」を肴に、題して「京都検定徹底研究」というのをやろうと思います。
島原
と言っても、要するに過去問をひたすら研究・解説していくという感じになります。何せ、無駄に写真資料などもあるので、死蔵させておくのはもったいない。それならば、ということで1日1問解説をしてきます。
1級はやたら難しいので(それがこの試験のウリなのだと思います)、まあ、ほっといて3級と2級の試験問題を解説します。それぞれ100問つづありますので、200/365日くらいのペースで解説ができるわけです。エルサレムや、ダマスカスには敵いませんけれど、京都も1000年以上の歴史があるわけでありますから、それなりに様々な魑魅魍魎が蠢いているわけです。そういうところにひかれて、世界中から人が来るわけです。
山科神社の鳥居
京都検定の正式名称は「京都・観光文化検定試験」です。ここでも、文化はもちろんのこと、2020年7月現在、瀕死の状態になっている「観光」にも大いに焦点を当てていきたいと思います。みんな大好きラーメンからフォトジェニックなカフェまで、怨霊蠢くパワースポットから、縁結びで有名な御朱印めぐりまで、いろいろカバーしていきます。
ラーメン藤
ここでいろいろ書いたものを死蔵させるというのももったいないので、という事もあります。
そういうわけで、テキストブックはもちろんこちら;
京都新聞が出している過去問と解説も出版されています。
なお、今年(2020年)の級別テーマ問題は次のとおり。
1級:河川と橋梁
2級:京都のスポーツ文化
3級:明智光秀とその時代
3級は、ある意味「時事問題」(2020年の大河ドラマは明智光秀がテーマ。見たことないですけど)ですが、2級はなかなか興味深い問題ですね。京都のスポーツと大学とは切っても切れない関係にあると思いますが、それ以前をどのように取り込むのか、その際に「スポーツ」とは何になるのか。そんなふうに考えると面白いですね。スポーツとはそもそも何か、という問題までいくわけです。なお、公式テキストには「スポーツ」の項目はありません。
というわけで、いろいろ書いていきたいと思います。